角質肥厚とは、古くなった角質が剥がれ落ちずにお肌の表面にたまり、角質が厚くなった状態のこと!
(→反:不全角化)
イメージとしては、顔や手などの本来は薄くて柔らかい肌が、かかとのようになってしまう感じでしょうか。
角質肥厚の原因!おでこや鼻など顔に角質がたまるのはなぜ?
ではでは、角質肥厚の原因は何なんでしょう?
かかとではなく顔の、おでこや鼻に角質がたまるのはなぜ?
ズバリ原因は、肌のターンオーバーの乱れ!
本来なら、肌表面の古い角質は、肌の内側の角質が育った時点で自然に剥がれ落ちます。
そのため常に成熟した新しい角質が供給されるので、肌は柔軟性や透明感を保てる訳ですね。
(→ターンオーバー)
そんな健康な肌に、洗い過ぎ・いじり過ぎなどの過度の刺激や紫外線などの肌ストレスがかかると…
肌の防御反応で、角質が厚くなる!
そして、加齢や血行不良、水分不足などによる代謝不良などが積み重なると…
角質が少しずつ厚くなってしまう!などの説があります。
角質肥厚で毛穴がぶつぶつしたりニキビになりやすいって本当?
そしてこれは、よくいただくご質問なのですが…。
「角質肥厚で毛穴がぶつぶつしたり、ニキになりやすいって本当?」
じつは、コレ本当!
角質が厚くなると、肌の柔軟性がなくなり毛穴が固くなります!
毛穴が固くなると、毛穴の出口が塞がったり、皮脂が詰まりやすくなったり…。
そんなこんなで、毛穴のぶつぶつやニキビなどの肌トラブルをおこしやすくなります。
角質肥厚を改善するスキンケア対策!ピーリングがいいって本当?
最後に、角質肥厚を改善するスキンケア対策について!
角質肥厚状態の肌への対策として、スクラブやピーリング、酵素洗顔などを薦められるケースもあるかと思います。
(→スクラブ、ピーリング)
ただ、こういった角質ケアは、あまりおすすめしていません!
なぜなら、角質層を薄くしてしまい、敏感肌に傾くリスクがあるからです。
それよりも、刺激を避けてしっかり保湿を続けてあげること!
そして、肌のターンオーバーを整えてあげることが大切です。
具体的なやり方は、こんな感じ!
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角質肥厚を改善するスキンケア対策
- クレンジングなど洗浄力の強い洗顔料は使わない
- 強く擦るような洗顔方法を改める
- 刺激の強い基礎化粧品は使わない
- 角質を剥がすスキンケアは控えめに
- お肌は清潔に、ただし洗い過ぎないように
- 洗顔後は、油性のクリームなどで保湿する
一見地味で気長なケアですよね?
でも、当店のデータでは、こういったシンプルな対策で、角質肥厚が改善するケースがほとんど。
できるだけ刺激を減らした、シンプルなケアを心がけましょう!
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CHECK!
- 刺激の少ない!オーガニックで無添加な基礎化粧品一覧
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