グリセリンは、グリセロールとも呼ばれる無色透明の液体で、植物や動物などに含まれるアルコールの一種です。
人間の体内にも、中性脂肪として含まれています。
ややトロミがあり、舐めると甘い味があるので、名前の由来はギリシア語の甘い(glykys)なんだとか。
毒性や刺激がなく、吸湿力が非常に強く、水分を引き寄せる性質がある事から、食品や日用品、薬品や医療分野で様々に活用されています。
有名どころでは、甘味料、絵の具、目薬、浣腸液などでしょうか?
もちろん、化粧品の保湿剤としても、さかんに用いられています。
保湿効果が素晴らしく、お肌への刺激が無く、なおかつ、安価で普通の薬局で簡単に入手出来るので、化粧水を手作りされる時などに、使った経験がある方も多いのではないでしょうか?
作り方は、石鹸の副産物として得られたり、プロピレンから合成して得られます。
ちなみに、当店の石鹸は、古来からのコールド製法なので、塩析(石鹸からグリセリンを取り除く工程)をしていません。
(→コールド製法の無添加洗顔石鹸)
このため、保湿成分であるこのグリセリンが、丸ごと石鹸に残っています。
洗った後なのに、お肌がプルンッと潤った独特の感触になるのは、このグリセリンのおかげなんですよ!
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