春のスキンケアのポイント!
3月4月5月のスキンケアのコツ
春のスキンケアのポイント!肌のゆらぎやごわつきのケア
まずは、春のスキンケアのポイントになる、肌のゆらぎやごわつき対策ついて考えてみましょう!
そもそも、どうして春になると、肌がゆらいだりごわついてしまうのでしょうか?
春の肌の状態や特徴!ゆらぎやごわつきの理由って?
ではではまずは、春の肌の状態や特徴について!
厳しい冬の間、肌は乾燥にさらされカサつきがちです。
乾燥でカサついた角質はもろく、とても剥がれやすい状態です。
冬が終わる頃には、どうしても角質が剥がれ薄くなり肌のバリア機能が弱ってしまいます。
そこに、春など季節の変わり目にありがちな、気温や湿度や紫外線の変化が加わると…
肌のゆらぎや肌トラブルを起こしてしまう訳ですね。
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CHECK!
- あなたのゆらぎ肌度チェック!ゆらぎ肌タイプ診断と対策
それとは逆に!
角質が薄くなった時に肌が角質を厚くして、寒気や乾燥から守ろうとするケースもあります。
肌が角質を厚くしすぎてしまうと、踵(かかと)のようになり角質肥厚やひび割れなどの原因になります。
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CHECK!
- 角質肥厚とは?
この厚くなった角質!
春になって寒気が和らぐ頃になれば、いらなくなりますよね?
そんな時感じるのが、じつは肌のごわつきなんです!
ゆらぎ肌のケアは?
ゆらぎ肌のスキンケア対策は、とってもシンプルな3ステップ!
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POINT!
- 美肌菌を育てる
- 皮脂膜を育てる
- 角質を育てる
まずは、肌に住んでいる美肌菌を育て増やしてあげること。
すると、美肌菌が肌を守る皮脂膜を作ってくれます。
皮脂膜が育ってくると、皮脂膜に守られ健康な角質が育ちます。
こうしてバリア機能が整えば、ゆらぎ肌は改善される!という訳ですね。
美肌菌を育て増やすためには、合成界面活性剤・防腐剤・保存料などの殺菌剤が入っていないアイテムでのケアがおすすめ!
無添加やオーガニックのスキンケアを選びましょう!
厚くなった角質のケアは?
角質が厚くなったり薄くなったりするのは、気温や湿度に対する自然の防御反応!
ですので、基本的には、放っておけば自然にごわごわ感はなくなります。
ただし、乾燥だけには要注意!
特に、角質に厚みがある間は、ひび割れや思わぬ肌トラブルの元になるので、保湿をしっかり続けておけば良いかと思います。
つまり、肌のごわつきへの対策は、基本的には保湿だけして、角質が季節に合わせて自然に変化するのを待てばOKです!
ごわつき対策についての質問で、特に多いのがスクラブやピーリングについてですので、この辺りの事をチョットだけ!
スクラブやピーリングは、角質を剥がす行為なので、当店では、基本的にはあまりおすすめしていません。
ただ、どうしてもスクラブやピーリングをされたいなら、1年のうち春先のこのシーズンがベストではないでしょうか?
っという事で、肌のごわつき対策について、さらに詳細が知りたい!なんて方は、下記のページも参考にしてみてください。
3月4月5月にありがち!春の乾燥肌のスキンケアについて
つぎは、3月・4月・5月にありがちな春の乾燥について!
春は陽射しが柔らかく、肌に当たる風も温かみを増して心地よいのですが、じつは、空気はとっても乾燥しています。
例えば、3月・4月の湿度は、平均すると2月より低い年もあったりします。
この空気の乾燥は、肌に非常に厳しい環境ですよね?
じつは、この陽気のやわらかさや体感の心地良さと、肌の置かれた環境のギャップが、春の乾燥の一番の問題になるんですよ。
気温が温かくなって、陽気がやわらいで来ると、皮脂が分泌されやすくなったかな?って事で…
洗顔の回数を増やそう!とか、ベタつくオイルの量を減らそう!とか、もう保湿クリームは塗らなくて良いや!
…なんて方も多いのではないでしょうか?
つまり、本当はまだ肌に厳しい時期が続いているのに、保湿がおろそかになってしまう!
春先に、「肌がつっぱる」とか「インナードライ気味」とか「毛穴の開きが気になる」といった、乾燥による肌トラブルが増えるのは、このあたりの『油断による肌の乾燥』が原因なんですね?
っという事で、春の乾燥対策は…
ポカポカ陽気に騙されないで、冬以上にしっかりと保湿をする!
そんな心がけが大切という感じでしょうか?
※参考
気象庁|過去の気象データ検索
紫外線対策について
そして、気をつけておきたいのが紫外線対策!
春の陽射しって、柔らかくてとっても気持ち良いですよね?
夏は陽射しが強く、ジリジリと灼けつくように照りつけるため、「紫外線対策をしなければ!」っとなるのですが、春の場合はどうでしょう?
春の乾燥の時と同じように、案外油断してしまうものなんですよね?
ところが、下記のグラフをご覧ください!
紫外線UV-BもUV-Aも、4月から急激に増え、夏にピークを迎えて、10月ぐらいから減って行きます。
つまり、4月から9月にかけては、しっかりと紫外線対策をしなければいけないという事ですね?
そして、紫外線のうち、特に気をつけなくてはいけないのが、じつはUV-Aなんです!
(→UV-A , UV-B)
UV-Bは肌の赤みや炎症を起こし、角質を早く剥がしてしまいますので、角質を未熟化させたり、不全角化を引き起こします。
(→不全角化)
これ自体も問題なのですが、こちらは保湿でケア出来ますよね?
ただし、UV-Aの方は、肌の奥まで入って行って、徐々に皮膚組織を壊して、深い真皮のしわやしみの原因になってしまいます。
(→光老化)
こうなってしまうと、かなり難しい事になりますよね?
後で後悔しないためにも、春も油断せずにしっかりと紫外線対策をしておきたいものです。
日傘やつばの広い帽子、長袖を着用したり、長手袋を使うのはもちろん、日焼け止めやUVファンデーションなどを使用したりして、なるべく陽射しを遮断するようにすると良いでしょう。
ちなみに日焼け止めについてなのですが、簡単に言うと、UV-Bを遮断する数値がSPF値、UV-Aを遮断するのがPA値となっています。
(→SPF , PA)
ここでは詳細は省きますが、普通に生活する分には、SPF値は10〜20程度、PA値はPA+〜PA++程度のアイテムで充分ではないでしょうか?
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CHECK!
- 日焼け止めは塗らない方が良いの?塗ったほうが良いの?
花粉症など春の肌荒れ対策について
花粉症などがきっかけの春の肌荒れの際の対策も、よくあるご質問の一つです!
花粉が散る季節になるだけでなく、今まで閉じていた窓を開けるようになって埃が舞ったり、気温差の激しさで体調崩して免疫力が下がってしまったり…
入社や転勤、進学や引っ越しなど、新しい環境にがストレスになってしまったり…
春先は様々なアレルギーが出やすい季節でもあります。
そして、体調を崩したりアレルギーが出てしまったりすると、肌の状態が、ガクンッと一段下がってしまうんですよね?
そんな時、私達が肌にしてあげられる事って、やっぱり、しっかり保湿をしてあげる事ですよね?
アレルギーや体調不良、ストレスなどで乱れてしまったリズムを、肌が取り戻せるように、そっと外側から守ってあげましょう!
とくに、花粉症や埃やダニなどのアレルギーで鼻をかみすぎてしまった場合などは、オイルやクリームを小分けして持ち歩いて、こまめに肌に保護膜を張ってあげましょう。
っという事で!
春のスキンケアで気をつけるポイントについてお話しました。
すでに肌荒れしてしまった、なんて時はコチラをどうぞ!

動画での解説
この記事の監修:日暮芳久(ヨシ)
スキンケアアドバイザー
1999年バリ島に渡り、美容グッズや化粧品販売・貿易会社を設立。その後2009年、日本にて化粧品販売会社『ピュアノーブル』を設立、オーガニック化粧品ブランド『マザーウッドシリーズ』を立ち上げ現在にいたる。

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