【医師監修】春の肌悩みランキング!
春の肌トラブルのスキンケア対策
春の肌悩みや肌トラブルはなぜ?春の肌状態や特徴
春先の肌は、どうしても厳しい冬のダメージを引きずった状態です。
しかも、春は新生活が始まる季節!
ダメージを負った肌に、就職や引っ越しなど、環境変化によるストレスが容赦なく襲いかかります。
さらに、そこに朝晩や毎日の気温の変化!
体温調節のため、自律神経もピリピリ敏感になってしまいます。
その結果、肌がとっても不安定な状態になって、ちょっとした事で肌トラブルや肌荒れを起こしてしまう訳です。
春の肌悩みランキング!3月4月5月に多い肌悩みの原因

アシスタント
春の肌悩みをランキング形式で!
3月4月5月に多い肌悩みや肌トラブルのよくある原因は、つぎの6つです。
-
POINT!
- 厳しい冬のダメージ
- 環境変化によるストレス
- 寒暖差で自律神経が緊張
- 紫外線の増加
- 強い風による春の肌乾燥
- 花粉
1,厳しい冬のダメージ
冬の乾燥と低温にさらされた肌は、角質が剥がれたりターンオーバーが乱れたりして。。。
- 肌がヒリヒリする
- かゆみや赤みが出る
- ニキビやブツブツなどが出る
- 頬の周りなど部分的にカサカサする
- 肌の肌理が不揃いになる
- スキンケア時に化粧水がしみる
。。。などの肌荒れやトラブルが出るケースが多いようです。
2,環境変化によるストレス
春は、新生活や新しい事が始まる季節!
入学や就職、引っ越しや転勤など、環境変化のストレスが知らず知らずにたまるもの。
ストレス状態の時の肌は、毛細血管がキュッと縮んで血行が悪くなってしまいます。
その結果、肌細胞に栄養が行き届かなくなり、ターンオーバーが乱れ、肌荒れしやすい状態になってしまいます。
3,寒暖差で自律神経が緊張
春になると、徐々に気温が上がって来ます。
でも、三寒四温なんて言われるように、日々の気温の差が激しくなったり、1日のうちでも、朝晩で寒暖差が大きくなったりします。
こうなると、自律神経は体温調整のために、ピリピリと緊張状態に!
結果、ちょっとした刺激でも、反応しやすくなってしまいます。
4,紫外線の増加
こうして、冬のダメージと環境変化のストレスと自律神経の緊張で不安定になった肌に。。。
まず襲いかかって来るのは、紫外線!
3月頃から紫外線量が増え始め、4月に入ると急激に増加します。
大量の紫外線と活性酸素のダメージで、肌がヒリヒリしたり、赤みやぶつぶつが出たりします。
5,強い風による春の肌乾燥
さらに、ここに春独特の強い風が、肌を直撃!
肌から、容赦なく水分を奪って行きます。
6,花粉
春は花粉が舞う季節!
強風に乗った花粉が肌に触れると、花粉症の方はもちろんですが、そうでない方でも肌荒れを起こす事があります。
春の肌トラブル対策!5つの肌荒れ&スキンケア対策

アシスタント
っとこんな感じで見てくると…
春の肌トラブル対策とスキンケア法は次の5つ!
-
POINT!
- リズム運動と入浴
- よく眠る
- 保湿&保護ケア
- 帽子や長袖シャツ
- 乳酸菌やビタミンC
まずは、ストレス解消と自律神経の緊張をといて、肌を安定させる事から始めると良さそうですね?
1,リズム運動と入浴
ストレス解消と自律神経の緊張をとくには、リズム運動や入浴が有効です。
ウォーキング、ランニング、自転車、ダンスなどのリズムのある有酸素運動を最低5分以上!
そして、入浴の際には、なるべくゆったりバスタブにつかる習慣をつけましょう。
入浴の前後に熱めの白湯をフーフーしながら飲むと、内臓が温まりさらに緊張がほぐれやすくなるでしょう。
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CHECK!
- 白湯の3つの美肌効果!美容や肌荒れにいい理由って?
2,よく眠る
そして、ストレスと自律神経の緊張がとけたら、多めの睡眠時間をとり、ぐっすり長く眠りましょう!
充分な睡眠は、免疫機能を活性化して荒れた肌細胞の再生と修復を早めてくれます。
3,保湿&保護ケア
そして肌の保湿と保護も大切!
冬のダメージを、保湿&保護ケアでしっかり癒してあげましょう。
トラブル時や肌荒れ時でスキンケアが沁みる時は、とくに油性のオイルやクリームが有効です!
-
POINT!
- 軽い肌荒れの場合は、化粧水→美容液→クリームの保湿ケア
- 肌荒れがヒドく水分が沁みる場合は、油性のオイルやクリームのみの保護ケア
4,帽子や長袖シャツ
紫外線と風による乾燥には、帽子や長袖シャツなどで対応しましょう!
さらに、簡単に羽織れるアウターを1枚余分に持っておくと、寒暖差にも対応出来そうですね?
5,乳酸菌やビタミンC
花粉による肌荒れには、乳酸菌やビタミンCが有効です!
最新の研究では、花粉症などのアレルギーの原因は、「腸内細菌」と「体の酸化」なんだとか。
そこでおすすめなのは、食後の「乳酸菌サプリメント」と食間の「ビタミンCサプリメント」。
花粉症でない方も、荒れにくくなるそうですよ!
さてさて、こんな感じで春の肌悩みについてお話してきました。
ちなみに!
この他の春のスキンケアについては、コチラ!

監修:大塚真紀(医師・医学博士)
東京大学大学院医学系研究科卒。
内科、腎臓、透析の専門医。
現在は育児の傍ら、医師という職業を生かし、医療系記事の執筆・監修、最新医学論文の翻訳、医療コラムの作成に従事。

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