夕方になると顔がくすむのはなぜ?
顔が黒くなる原因と4つの対策!
今回のテーマは、
夕方になると顔がくすむのはなぜ?
夕方に顔が黒くなる原因と対策は?なんてお話です!
先日お客さまから、こんなお問い合わせを頂きました。
こんにちは、いつも化粧品を使わせて頂いています。
じつは、顔のくすみで悩んでいます。
こちらのホームページで勉強しながら、スキンケアとインナーケアを頑張ってみたところ、見た目かなりましになって来ました。
ただ、朝はとても調子が良いのですが、なぜか夕方になると、まだ顔がくすみます。
朝と夕方で、こんなに変わってしまう原因は、何なのでしょうか?
また、メイクでカバーする以外に、何か対策があれば教えてほしいです。
まずは、全体としてくすみが良くなって来たとの事で、本当に嬉しい限りです!
あとは、1日のうちの振り幅の問題。
夕方のくすみ顔を解消したい!という感じでしょうか?
じつは!
夕方になると肌がくすむって、けっこうあるあるなケースなんですよー。
同じお悩みを抱えている方、けっこういらっしゃるんです。
そこでそこで!
このページでは、午後から夕方の肌のくすみの原因と対策についてまとめてみました。
4分ぐらいで、簡単に読み終わるかと思います。
どうぞ最後までおつき合いください!
夕方の顔のくすみの原因4つ
1,目の疲れ
目の疲れなんて聞くと、顔のくすみと何の関係があるの?とか思ってしまいますよね?
でもじつは、コレが大アリなんですよー。
1997年に、肌のくすみと光の反射の関係について、論文が発表されています!
実験では、22~59歳の女性103人の、額・頬・目の下の3箇所に光を当て、くすみと光の反射との関係を調べたそうです。
その結果!
なんと、目の下の光の反射が悪い時に、一番顔がくすんで見える事が分かったそうです。
つまり、疲れ目などで目の下がうっ血すると、顔がくすんでしまうという事!
仕事などで、朝から書類やモニターとにらめっこを続けたりすると、だんだん目が疲れて来ますよね?
そして、夕方頃には!
目元がうっ血して、顔全体がくすんで見えてしまうという訳なんですね。
※参考 論文(外部リンクpdfファイル)
肌のくすみの計測(第1報)皮膚反射光に含まれるくすみ因子
2,血行不良
さらに、この実験では!
色的に、黄色っぽい肌はくすんで見え、赤みが差した肌はくすんで見えない事が分かったそうです。
人間のお肌って、血行が悪くなると黄色っぽく見えるんですよね?
逆に、血行が良くなると、フワッと赤みが差してくる!
っということは、つまり!
血行不良が、くすみの原因になっているっという事。
デスクワークをしている方や、あまり動かない方などは、朝から徐々に血行不良になって来る。
そして、夕方頃になると、顔が黄色みを帯びて、くすんで見えてしまうということ。
3,冷え
そして、この血行不良を悪化させる一番の原因が、じつは冷えなんです!
女性の場合、とくに意識して注意しないと、冷えやすい服装になりかねません。
冬はもちろんですが、夏でもオフィスのエアコンで足元からひんやり!襟元からスースー!なんてケースも多いかと思います。
とくに、気温の下がる夕方あたりになると、体の芯まで冷えてしまいがちです。
その結果、顔までくすんで見える!なんて事になってしまう訳ですね。
4,乾燥
じつは、お肌の水分量と透明感とは、切っても切れない関係!
お肌は、水分量が多いと、たくさんの光を反射してくれます。
逆に、お肌が乾燥すると、光の反射量が減ってしまいます。
さらに乾燥が進むと、お肌の肌理が乱れたり、毛穴が開いたりして、光が均一に反射されなくなります。
つまり!
乾燥すればするほど、光の反射が減り、均一ではなくなるので、お肌はくすんで見えるということ!
ご自宅や職場などで、朝からエアコンや冷暖房にさらされ続けたお肌は、徐々に乾燥が進んで行きます。
その結果、夕方頃になると、くすんで見える訳なんですね。
なるほど!
オフィスでデスクワークなんていう環境が、一番くすむかも?
夕方の顔のくすみ対策4つ
さてさてこんな感じで!
夕方に顔がくすんでしまう原因が分かったところで、今度は対策について!
出来れば、メイクでごまかさないで、元から対処しておきたいところですよね?
そこで!
メイク以外の効果的な対策を考えて行きましょう!
1,目の疲れ対策
疲れ目対策のポイントは、目の筋肉を動かすことと、目の周りを温めること!
まずは、予防法として・・・
- 10~15分に1回は、窓の外など遠くを見て目の筋肉をストレッチ
そして、目の疲れを感じて来たら、簡単な目の体操を数回ずつ繰り返し。
さらに、手当てで目の周りを温めてあげましょう!
- 一度目をギュッと閉じてから、パッと目を開ける
- 黒目をグルッと左回り右回りに回してあげる
- 手のひらで目元と首の後ろを軽く覆い、数分間温めてあげる
2,血行不良対策
血行不良対策のポイントは、姿勢を正すことと、こまめに動くこと!
まずは、予防法として・・・
- 背筋を伸ばして座る
- 1時間に1回は席を立つ
そして、血行不良やコリを感じてきたら、立ち上がって簡単な体操!
それぞれ数回ずつ繰り返してみてください。
- 伸びをする
- 首を左右に回す
- 肩を前から後ろに向けて、肩甲骨を動かすように回す
3,冷え対策
冷え対策のポイントは、腰・首すじ・足元を重点的に温めて、冷やさないようにすること。
それぞれ見て行きましょう!
-
腰の冷え対策
- 保温性の高いインナーを着用する
- カーディガンやひざ掛けなどのアイテムを使う
-
首すじの冷え対策
- ストールやネックウォーマーなどのアイテムを使う
-
足元の冷え対策
- ヒールやブーツなどのキツい靴は履かない
- ストッキングと靴下の重ね履き
- レッグウォーマーなどのアイテムを使う
4,乾燥対策
乾燥対策のポイントは、入念な保湿ケア!
エアコンや冷暖房をかけ続けた室内は、どんな季節も真冬並みの湿度。
まずは、保湿力が高くて肌に刺激の少ない化粧品アイテムを選ぶこと。
そして、化粧水や美容液をやや多めに入れてあげて、やや多めのクリームでしっかりフタをしてあげると良いでしょう!
-
乾燥時の保湿ケア
- 洗顔やお風呂を上がったら間髪入れずにスキンケアを始める
- 500円玉くらいの大きさの量の化粧水を手に取り、ハンドプレス
- 10円玉くらいの大きさの量の美容液を手に取り、ハンドプレス
- 水分が乾ききる前に、小指の先の1.5倍ぐらいの量のクリームを塗りこむ
そして!
乾燥対策のもう1つのポイントは加湿器!
携帯用でも構いませんので、身の回りに導入してあげましょう。
まとめ
さてさて!
少し長くなりましたので、この辺でまとめますね!
遠くを見て予防
目の体操や目を温めて対策
姿勢を正したり、こまめに席を立って予防
軽い体操で対策
腰・首すじ・足元を重点的に温めて予防&対策
加湿器と入念な保湿ケアで予防&対策
さてさて次は!
お肌のくすみには、洗顔で解消されるものと、洗うと逆にヒドくなるものがある。
なんてお話です!
動画での解説
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