顔のくすみと洗顔!
肌のくすみは洗顔で解消できるって本当?
今回のテーマは、洗顔と顔のくすみについて!
「肌のくすみは洗顔で解消できるの?」
「洗顔の美白効果は?」
なんてお話です。
先日、お客様からこんなお問い合わせを頂きました!
いつもお世話になっております。
一つ質問があるのですが、大丈夫でしょうか?
肌のくすみは洗顔で解消できるというのは、本当ですか?
ネットニュースで見かけてやってみようと思ったのですが、その前にうかがっておこうと思ってコメント入れさせて頂きました。
確かに!
肌がくすんだ時に、洗顔しても全然ダメだった!なんて経験ありますよね?
そうかと思えば、洗顔したらくすみが解消されて、肌の色が明るくなった!なんてことも…。
この差って何なのでしょう?
そもそも、洗顔に本当に美白効果はあるの?
今回はそのあたりについて、間単にまとめました。
4分ほどで、簡単に読めるかと思います。
どうぞ最後までおつき合いください!
顔のくすみは洗顔で解消できる?洗顔の美白効果
ではではさっそく、顔のくすみは洗顔で解消できる?なんてお話です!
洗顔に美白効果は本当なのでしょうか?
ズバリ結論からお話しますと、これ半分本当で半分ウソという感じ!
じつは、肌のくすみタイプには、洗顔で解消できるものと、解消できないもの。
さらに言うと、洗うと逆にヒドくなるくすみまで、色々あるんですよ!
えっ?そうなの?
どうして?
洗顔で解消出来るくすみと出来ないくすみがあるのはなぜ?
ではでは、つぎに!
洗顔で解消出来るくすみと、出来ないくすみがあるのはなぜ?なんてお話について。
じつは、肌のくすみには、ザックリ分けると2つの種類があるんですね。
-
POINT!
- 肌表面のくすみ
- 肌のやや深い部分のくすみ
このうち1つ目の肌表面のくすみは、肌の一番外側に原因があるので、洗顔で解消出来る!
逆に2つ目の、肌の深い部分がくすみの原因になっている場合、洗顔では届かないので難しい!
簡単に言うと、こんな感じになるかと思います。
洗顔で解消できる肌のくすみってどんなの?
ではでは、つぎに!
洗顔で解消できる「肌表面のくすみ」には、どんなタイプがあるのでしょうか?
じつは、以下2つのタイプがあるんです!
-
POINT!
- 汚れで肌がくすんでいる場合
- 古い角質で肌がくすんでる場合
それぞれ見ていきましょう!
汚れで肌がくすんでいる場合
洗顔で解消できるくすみの1つ目は、汚れで肌がくすんでいる場合!
こちらのケースでは、洗顔してあげるだけで面白いくらいにくすみが解消されます。
普通に暮らしていれば、顔に汚れがたまる!なんて事は考えにくいかと思います。
でもじつは、皮脂やホコリがくすみの原因になっている!なんてケースもあるんですよね。
そんな時は、石鹸などで軽く洗顔してあげれば、肌のくすみはバッチリ解消されるかと思います。
洗顔石鹸は汚れ落ちがよく、保湿力の高いタイプがおすすめです!
古い角質で肌がくすんでる場合
洗顔で解消できるくすみの2つ目は、古い角質で肌がくすんでる場合!
こちらのケースでは、軽くこすり洗いしてあげるだけで、不要な角質が落ちて、肌のくすみが解消されます。
ただし!
当店でいつもお話しているように、洗い過ぎやこすり過ぎはあらゆる肌トラブルの元になります。
一度軽くこすり洗いして、くすみが解消されない時は何度も洗ったりせずに、これからお話する別の原因を考えましょう!
洗顔で解消できない肌のくすみってどんなの?
それでは今度は!
洗顔で解消できない「肌のやや深い部分のくすみ」には、どんなタイプがあるのでしょうか?
じつは、以下3つのタイプがあるんです!
-
POINT!
- 血行不良で肌がくすんでいる場合
- シミで肌がくすんでいる場合
- ターンオーバーの乱れで肌がくすんでいる場合
それぞれ見ていきましょう!
血行不良で肌がくすんでいる場合
1997年の論文では、肌のくすみの原因の1つが血行不良であることが報告されています。
血行不良がくすみの原因なら、もちろんのお話ですが、洗顔ではくすみは解消されないですよね?
軽い運動や入浴などで、血行を促進してくすみ対策をしておきたいところです!
-
CHECK!
- 顔のくすみを取る方法は?肌のくすみをなくすスキンケア対策
※参考 論文(外部リンク PDF)
肌のくすみの計測(第1報)
シミで肌がくすんでいる場合
同じ1997年の論文で、シミやそばかすも肌のくすみの原因になることが報告されています!
当然のお話ですが、シミやそばかすも洗っても落ちませんよね?
自力で出来る対策としては、紫外線対策や保湿を怠らないこと。
そして、食事によるインナーケアも大切です!
解消されないシミや肝斑など、自力では難しい部分は、かかりつけの皮膚科の先生などに相談されると良いかと思います。
ターンオーバーの乱れで肌がくすんでいる場合
そして最後!
じつは、こちらのケースが、洗顔するとヒドくなるくすみなんです!
1997年の先ほどの論文の続報では、ターンオーバーの乱れが肌のくすみの原因になることが報告されています。
ターンオーバーの乱れで、肌表面の凸凹がヒドくなると、光の反射の関係で肌がくすんで見えてしまう訳ですね。
この場合、洗顔は全く逆効果!
洗えば洗うほど、お肌のターンオーバーが乱れてしまいます。
肌のくすみ解消!なんていうと、何度も洗顔したり、スクラブやピーリングなんてケアされる方って、けっこう多いですよね?
こういったケアでも、肌表面の凸凹が取れるので、一時的にはくすみが解消されたように見えます。
ただし、角質を薄くしてバリア機能を弱めてしまうので、後でかえって凸凹がヒドくなってしまうケースがほとんど。
この場合、洗い過ぎや余計なケアを控え、肌を手厚く保護・保湿してあげること。
それで角質が剥がれるのを防ぎ、ターンオーバーを整える!というのが正解のケアになります!
なるほど!
洗えば解消されるくすみと、洗うとヒドくなるくすみって、こういう事だったのね?
-
CHECK!
- シミ・そばかすは保湿で消えたり薄くなるって本当?
※参考 論文(外部リンク PDF)
肌のくすみの計測(第2報)
まとめ
さてさて!
少し長くなりましたので、この辺でまとめますね!
半分本当で半分ウソ!
「肌表面のくすみ」と「肌のやや深い部分のくすみ」があるから
汚れで肌がくすんでいる場合
古い角質で肌がくすんでる場合
血行不良で肌がくすんでいる場合
シミで肌がくすんでいる場合
ターンオーバーの乱れで肌がくすんでいる場合
さてさて、つぎのテーマは!
肌が茶色くくすむ『茶ぐすみ』について。
自分でできる対策はある?なんてお話です!
動画での解説
この記事の監修:日暮芳久(ヨシ)
スキンケアアドバイザー
1999年バリ島に渡り、美容グッズや化粧品販売・貿易会社を設立。その後2009年、日本にて化粧品販売会社『ピュアノーブル』を設立、オーガニック化粧品ブランド『マザーウッドシリーズ』を立ち上げ現在にいたる。
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