乾燥肌でもつっぱらない洗顔石鹸!
しっとり乾燥しない洗顔石鹸は?
今回のテーマは、乾燥肌でもつっぱらない乾燥しない洗顔石鹸は?
「保湿力の高いしっとりな洗顔石鹸って、どんなタイプ?」
「乾燥肌でも乾燥しない固形石鹸はあるの?」
なんてお話です!
女性にとって、洗顔のお悩みって本当に尽きないですよね?
乾燥肌や敏感肌の方の場合だと、なおさら。
まずは、当然ですが、汚れはしっかり落としたい!
でも、あまり洗浄力が強すぎると、肌がカサカサになってしまったり、刺激で痛いほど突っ張ってしまったり。
そのまま放っておけば、今度は荒れちゃってヒリヒリ状態…。
『どこかに、汚れ落ちが良いのに、スゴくしっとりで乾燥しない洗顔石鹸ってないのかな?』
コレって、まさに心の叫びですよね?
そこでそこで、このページでは!
乾燥肌の方にもおすすめ出来る、保湿力の高い洗顔石鹸を見分けるポイントについて、簡単にお話します!
乾燥しない洗顔石鹸!固形石鹸でしっとりでおすすめは?
ではでは、さっそく!
乾燥しない洗顔石鹸は、どんなタイプ?
しっとりなのに汚れ落ちが良いの固形石鹸は?なんてお話から!
じつは、見分けるには2つのポイントがあるんですよー。
1つ目は、原材料!
オリーブオイルをメインに、数種類のオイルをブレンドして作られている事。
2つ目は、製法!
コールドプロセスという、時間と手間のかかる製法で作られている事。
- 原材料は、オリーブオイル+数種類のオイル!
- コールドプロセスという昔ながらの製法!
こんな感じで、原料を厳選して、手間を惜しまずに作られた無添加の洗顔石鹸は!
しっかり汚れが落ちるのに、洗い上がりはビックリするぐらいしっとり&プルプルになるんです。
こんな風に言われると・・・
『えっ?どうして?』
なーんて、思っちゃいますよね?
じつは!
石鹸の洗浄力とか保湿力って、案外しっかりコントロール出来るんですよー。
洗顔石鹸の洗浄力としっとり感を決めるものって?
洗顔石鹸の洗浄力としっとり感は、ベースオイルと製法でほぼ決まります!
そして、残りのオプション成分で、使用感を微調整するような感じ。
-
洗顔石鹸の洗浄力としっとり感を決めるもの!
- ベースオイル → 50%
- 製法 → 40%
- オプション成分 → 10%
ザックリ言ってしまうと、こんな感じで石鹸の洗浄力・保湿力・使用感が決まる!
そんなイメージで良いかと思います。
なるほど!
洗顔石鹸を見る時は、ベースオイルと製法をチェックすれば良いのね?
ベースオイルって何?
油脂とアルカリを混ぜると、石鹸になります。
この時に、石鹸の原材料になる油脂がベースオイル!
このベースオイルにどんなオイルを使うかによって、出来上がった石鹸の保湿力が大きく変わって来る訳ですね。
保湿力の高いベースオイルとは?
ではでは、保湿力の高いベースオイルって、どんなオイルでしょうか?
これは、ズバリ言ってしまうと、じつはオリーブオイルなんです!
オリーブオイルには、オレイン酸やリノール酸といった保湿効果の高い成分がたっぷり含まれています。
なんと、オリーブオイルの成分の約75%がオレイン酸、約10%がリノール酸!
石鹸になっても、この2つの脂肪酸の特徴がしっかり残って、しっとり&プルプルな洗い上がりになるんですね?
保湿力の高い石鹸の製法は?
ではでは、次に!
保湿力の高い石鹸の製法はというと?
これも、ズバリ言ってしまうと、コールドプロセスという昔ながらの製法です!
石鹸1個作るのに、2ヶ月もかかってしまうという、とっても手間と時間のかかる作り方なのですが・・・
この製法で作った石鹸には、保湿成分のグリセリンが丸ごとゴッソリ残ります!
さらに、加熱していないため、未反応の脂肪酸も適度に残っています。
結果、この2つの成分が保湿膜のように働いて、洗い上がりがしっとり&プルプルになる!っという訳なんです。
-
POINT!
- グリセリン
- 未反応の脂肪酸
つまり!
コールドプロセスで作った石鹸には、保湿成分がたくさん残るからおすすめ!という事なんですね?
コールドプロセス(コールド製法)って?
コールドプロセスは、油脂とアルカリを混ぜて一切加熱せずに、常温でじっくり反応させる製法。
石鹸の完成までに1~2ヶ月と、製造期間が長く手間ががかる作り方です。
塩を加えず加熱もしないため、保湿成分のグリセリンが丸ごと残り、未反応の脂肪酸も適度に残ります。
保湿力の高い洗顔石鹸を作るのに、一番適した製法です!
石鹸には、他にも3つの代表的な製法があります!
グリセリン、未反応の脂肪酸、保湿力に注目しながら読んで頂くと面白いですよ。
保湿力の高いオプション成分は?
ベースオイルや製法ほどではありませんが、オプション成分も石鹸に保湿力を与えてくれます。
とくに保湿力の高いオプション成分としては・・・
-
POINT!
- ミルクなどの乳脂肪分
- 砂糖や蜂蜜などの糖分
・・・などがあります。
オリーブオイル×コールドプロセスの問題点
さてさて、こんな感じで見てくると、何となく石鹸の見分け方が分かって来た気がしますよね?
一番保湿力が高いのは・・・
オリーブオイルをベースオイルにして、コールドプロセスで作った洗顔石鹸!
ミルクや糖分などのオプション成分を配合していれば、なおヨシ!
・・・っという事になります!
ただし、1つだけ問題点があるんですよね。
それは、オリーブオイル・コールドプロセスで作った石鹸は、本当に驚くほどお肌がしっとりするのですが・・・
洗浄力が弱く泡立ちが良くないうえに、柔らかすぎて、浴室や洗面所などの湿気の多いところに置いておくと、溶け崩れてしまう!という事。
そこで!
どうするかと言うと・・・
- オリーブオイルに、数種類のオイルをブレンドして、洗浄力と固さを出して・・・
- 昔ながらのコールド製法で、じっくり2ヶ月かけて洗顔石鹸を仕上げる!
こうしてあげる事で、汚れ落ちが良いのに、ビックリするほどしっとりする洗顔石鹸が出来上がります。
洗浄力と保湿力、そして実用性のバランス!
とっても大切ですよね?
まとめ
さてさて、少し長くなってしまったので、この辺でまとめますね。
オリーブオイルをベースにして、コールドプロセスで作った石鹸!
そのままでは、洗浄力が弱く溶けやすいので、オリーブオイルに別のオイルをブレンドする!
汚れ落ちが良く、しっとりする洗顔石鹸になる!
ちなみに!
そんな当店自慢の、メイクも落とせるしっとり洗顔石鹸はこちら!
動画での解説
この記事の監修:日暮芳久(ヨシ)
スキンケアアドバイザー
1999年バリ島に渡り、美容グッズや化粧品販売・貿易会社を設立。その後2009年、日本にて化粧品販売会社『ピュアノーブル』を設立、オーガニック化粧品ブランド『マザーウッドシリーズ』を立ち上げ現在にいたる。
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