アトピー肌のスキンケア方法!おすすめの化粧品選びや脱ケミについて

アトピー肌のスキンケア方法!
おすすめの化粧品選びや脱ケミについて

先日お客さまから、アトピー肌のスキンケア方法について、こんなお問い合わせを頂きました。

私は、アトピー体質で、肌質的には乾燥性敏感肌です。

ケミカル成分でトラブルを起こしやすいようなので、脱ケミを実行しています。

こちらの化粧品を使って大丈夫でしょうか?

また、アトピー肌に合う上手なスキンケア方法で、注意することがあれば教えてください。

アトピー肌のスキンケア法と、化粧品の選び方についてのご質問ですね?

確かに肌質的にも、本当に難しい部分があるかと思います。

「しっかりケアしなきゃ…」と頑張ったら、逆に刺激でかゆくなってしまったり…。

「いったい、どんな化粧品使ったら良いの?」なーんて。

そこで今回は、アトピー肌のスキンケアとアイテム選びについて!

脱ケミという観点もまじえながら、簡単にまとめました。

肌美先生
肌美先生
スペシャリスト

3分ほどで、すぐに読めるかと思います!
どうぞ最後までお付き合いください!

アトピー肌におすすめのスキンケア方法

アトピー肌のスキンケア方法

ではでは、まずはアトピー肌のスキンケア方法について!

気をつけるポイントは、ざっくり分けると次の3つの点です。

    アトピー肌のスキンケア方法
  1. つねに清潔にすること
  2. 最小限の刺激で洗うこと
  3. 最小限の刺激で保湿すること

それぞれ見ていきましょう!

つねに清潔にすること

アトピー肌のスキンケアで、何よりもまず気をつけるべきは、とにかくつねに清潔にすること!

普通のスキンケアでも、清潔を心がけるのは当然のことかもしれません。

でもアトピー肌の場合、バリア機能が極端に弱く、雑菌などで炎症を起こすケースも多く。

悪玉菌の黄色ブドウ球菌が増えると、アトピーが悪化する!というデータもあります。

つねに、清潔を心がけるようにしましょう!

※参考 論文(外部リンク)
アトピー性皮膚炎を難治化させる黄色ブドウ球菌定着・感染症

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最小限の刺激で洗うこと

最小限の刺激で洗うこと

清潔を心がけるからといって、消毒や除菌などはかえって肌を荒れさせてしまいます。

そこで、なるべく刺激の少ない洗浄剤を使って、上手に洗いましょう!

刺激が少ない無添加石鹸の中から、保湿力の高いタイプのものを選ぶと良いでしょう。

そして、水で濡らして軽く泡立て、手のひらで優しく洗いましょう!

ナイロンのタオルやスポンジなどは、刺激になりやすいので使わないこと。

流す時は、30~35℃くらいの少しヒヤッとするくらいのぬるま湯で。

アトピーの方は、高温のお湯を使う方が多いのですが、乾燥して後でかゆみの原因になるのでぬるま湯を使いましょう。

洗い終わったら、タオルで拭きとりましょう!

タオルでおさえて、水分を吸い取らせるようにするのがコツです。

    アトピー肌の洗顔や体の洗い方
  • 刺激が少なく保湿力の高い無添加石鹸を選ぶ
  • 泡立てて手のひらで優しく洗う
  • 30~35℃のぬるま湯で流す
  • タオルに水分を吸い取らせるように拭きとる

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最小限の刺激で保湿すること

つぎに、アトピー肌の保湿について!

まずは、刺激の少ない無添加などの保湿アイテムを選ぶこと。

そして、入浴の後なるべく時間をあけずに保湿をはじめましょう!

出来れば、1分以内ぐらいに保湿をはじめるのが理想です。

しみないのであれば、保湿クリームだけでなく化粧水も使うと良いでしょう。

肌全体にまんべんなく、手のひらを使って擦らないようにのばしてあげましょう。

しわになっている部分は、肌を伸ばしながら塗り残しのないように。

    アトピー肌の上手な保湿方法
  • 刺激の少ない無添加などの保湿アイテムを選ぶ
  • 入浴後1分以内ぐらいに保湿をはじめる
  • 保湿クリームだけでなく化粧水も使う
  • 擦らないように手のひらで優しく
  • しわになっている部分はシワをのばしながら

※参考 論文(外部リンク)
アトピー性皮膚炎と皮膚のバリア機能

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アトピーにおすすめの化粧品の選び方は?よくある質問

アトピーの化粧品アイテム選びのよくある質問

それではつぎに、アトピーの化粧品アイテム選びについてのよくあるご質問について。

一問一答形式で、まとめてみました!


化粧水は使った方が良い?使わない方が良い?

荒れた肌の場合、化粧水の使用は沁みたりかゆみが出るなどのリスクをともないます。

ただ、アトピー肌の場合、乾燥が進むと角質剥がれが進み、酷くなるケースが多いのが現状です。

ですので、沁みないのであれば、化粧水も使って保湿力をより高めるスキンケアがおすすめ!

沁みるようであれば、化粧水は使わない方が良いかと思います。

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乳液・オイル・保湿クリームならどれがおすすめですか?

こちらは、おすすめの順から保湿クリーム→オイル→乳液になるかと思います。

乳液は、乳化剤=合成界面活性剤を使っているため、肌への刺激になってしまいます。

オイルの場合は、原料がシンプルで良いのですが、保湿クリームに比べると保湿力が弱めです。

乾きがヒドい場合は保湿クリームを、そこまででなければオイルをチョイスすると良いでしょう。

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オールインワンと化粧水+保湿クリームどちらがおすすめですか?

オールインワンと化粧水+保湿クリームどちらがおすすめですか?

なるべく、化粧水+クリームを選びましょう!

オールインワン化粧品の場合、どうしても使っている成分が多くなりますよね?

アトピー肌の場合は、気温や体調やストレス状態などで、肌の状態が目まぐるしく変わります。

化粧品の成分が多いと、そのどれかに反応して、肌トラブルを起こしやすくなるかと思います。

成分がシンプルなアイテムの中から、肌に合った化粧水と保湿クリームを選ぶと良いでしょう。

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スキンケアの順番はどうすれば良いですか?

スキンケアの順番は、普通のスキンケアと同じで大丈夫です!

体を洗う→すぐに化粧水→保湿クリーム

顔の場合や乾燥がひどい場合は…

顔や体を洗う→1分以内に化粧水→オイル→保湿クリーム

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アトピーにワセリンがよくないと聞いたのですが…。

アトピーにワセリンがよくないと聞いたのですが…。

スキンケアの観点から見れば、特に問題ないと思います。

成分もシンプルですし、保存料などが入っていないタイプもあります。

ただし、肌の表面に熱がこもって、炎症を悪化させるとか。

保湿剤依存になりやすい!なんて説もあるようですので…。

ご心配な方は、かかりつけの皮膚科の先生に相談されても良いかもしれませんね。

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脱ケミの一環でピュアノーブルの化粧品を使っても大丈夫?

アレルゲン それでは最後に、脱ケミカルの一貫としてピュアノーブルの化粧品を使っても大丈夫?なんてお話!

これは、もちろん大丈夫です!

マザーウッドシリーズは、天然成分にこだわって作っているため、もちろんケミカル成分は使用していません。

ですので、脱ケミの一環としてお使い頂くのは、もちろんOKです!


脱ケミカルの意味が分からない!なんて方のために、少しだけお話すると…。

脱ケミカルとは、防腐剤や保存料、合成界面活性剤などの化学物質入りのアイテムを使わないこと!

アトピーは簡単に言えば、免疫系の過剰反応によるお肌のアレルギー反応です。

ハウスダストやダニ、カビや汗あたりは、アレルゲンとしてかなり有名ですが…パッチテスト

この他にも、洗顔料や化粧品に配合されている防腐剤や保存料、香料などのケミカル成分に反応を起こす場合も多いんですね。

このため、脱ケミカルを実行されている方、かなり多いんです。

ただですね、天然成分や肌に優しいアイテムでも、アレルギー体質の場合、反応を起こすケースがあると思うんですね。

ですので、ご使用の際には、充分にパッチテストをしてから、お試し頂ければと思います。

ではではつぎに!

アトピー肌の基礎化粧品の使い方を、もう少し詳しくお話します!

チェック

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動画での解説

なお、ここまでの内容を、ご紹介した動画もご用意しています。

知識をしっかり整理したい!なんて方は、ぜひご覧ください!

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ヨシ

この記事の監修:日暮芳久(ヨシ)
スキンケアアドバイザー
1999年バリ島に渡り、美容グッズや化粧品販売・貿易会社を設立。その後2009年、日本にて化粧品販売会社『ピュアノーブル』を設立、オーガニック化粧品ブランド『マザーウッドシリーズ』を立ち上げ現在にいたる。


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