お肌の角質層において、角質細胞同士を繋ぎ止めたり、水分を保持する大切な役割を果たしているのが細胞間脂質です。
(→角質細胞 、 細胞間脂質)
この細胞間脂質の主成分で、50%以上を占めている脂質がセラミドです。
セラミドは、死細胞である角質細胞を整然と整列させ、水分をしっかり吸着し抱え込む事で、バリア機能の役割を果たし、さらにお肌の潤いを保っているくれています。
ところが、お肌にとってこんなに大切なセラミド、じつは加齢とともに徐々に減少して行きます。
なんと、50代になると20代の半分しか無くなってしまうそうなんです。
さらに、体質やストレス・生活環境などにも原因があるようですが、過度のスクラブ・ピーリング・顔剃りなどの角質を剥がす行為や、過度のメイク・クレンジング・洗顔などの肌の酷使などでも著しく減ってしまいます。
セラミドが減ると、バリア機能が弱まり水分量が減るので、お肌は敏感肌に傾きカサカサと乾燥しがちなります。
そんな状態のお肌が、俗にいう乾燥性敏感肌です。
そう!
セラミドって、敏感肌や乾燥肌の鍵を握っているんですね?
当店でも、メイクや強いクレンジングの使い過ぎで、敏感肌と乾燥に悩むお客さまからご相談を受ける事が多々あります。
そんな時には、角質を剥がす行為をやめ、過度のメイク・クレンジング・洗顔をやめ、角質を育てる事でお肌のセラミドを増やしていくようにお話させて頂いています。
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