油焼けとは?顔にベビーオイルやミネラルオイル塗ると日焼けする?

油焼けとは?
顔にベビーオイルやミネラルオイル塗ると日焼けする?

今回のテーマは!

油焼けとは?自分でできる治し方は?なんてことについて。

先日、お客さまから頂いたメールで、こんな質問を頂きました?

油焼けって何? 「オイルやクリームを使うと油焼けすると聞いたのですが、本当ですか?」

「また、油焼けって、どんな状態の事ですか?」

油焼けって本当にあるの?というご質問ですね?

油焼けについては、今までにも…

「顔にオイルを塗ったまま出かけたら、焼けちゃいますか?」

「ホホバオイルや馬油は大丈夫?」

「ワセリンやベビーオイル、ミネラルオイルとかは日焼けしやすくなる?」

など多くのご質問を頂いてますので、こちらのページで少し詳しくお話させて頂きますね。

油焼けとは?

油焼けとは、化粧焼けやオイル焼けとも呼ばれる症状!

おもに、下記の2つの状態を指す事が多いようです。

    POINT!
  1. 太陽光の紫外線や熱などが、油を酸化させ色素沈着を起こす
  2. 肌にオイルを塗っていると、日焼けしやすくなる

油が酸化するから?それともオイルで焼けやすくなるの?

太陽光の紫外線や熱などが、油を酸化させ色素沈着を起こすについて

こちらについては、油に混入している不純物が問題になっています。

まだ石油の精製技術が未熟だった時代に、石油由来のミネラルオイルやワセリンなどには、不純物がつきものでした。

この不純物を多く含んだオイルを肌に塗って直射日光を浴びると、不純物が酸化して、色素沈着を起こす原因になっていた訳です。

油に含まれる不純物が原因

これらの石油由来系オイルも、今では精製技術が格段に進歩していますので、不純物が原因でシミや色素沈着を起こす事はなくなって来ました。

ただですね、最近では食用の天然オイルなどで手作り化粧品をされている方などを良くお見受けします。

そんな時は、酸化しやすいオイルや不純物が多く含まれているオイルを避け、良くお調べになってからされると良いかと思います。

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肌にオイルを塗っていると、日焼けしやすくなるについて

こちらについては、サンオイルから生まれた都市伝説かもしれないですね。

お肌にオイルを塗っても、特に日焼けしやすくなるという事はないかと思います。

ただですね、石油由来のオイルの方は、今度は精製技術が良くなり過ぎて、完全に透明なので、紫外線を全部通してしまう!という部分があります。

植物オイルなどの天然オイルの方は、完全に透明ではないので、多少なりとも紫外線を防いでくれる!という部分はあるかもしれませんね。

石油由来オイルと植物由来オイル

さてさて、こんな感じで基本的に油焼けは、太陽光による不純物の酸化が原因となってますので、酸化しにくいオイルであれば、特に問題はないかと思います。

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油焼けの治し方!化粧焼けやオイル焼けした顔は治る?

油焼けの治し方!化粧焼けやオイル焼けした顔は治る?

ではつぎに、油焼けの治し方について!

化粧焼けやオイル焼けした顔は治るの?なんてお話です。

顔の油焼けの自分でできる改善法としては、以下の方法があります!

    POINT!
  1. 油焼けの原因になっているオイルを突き止める
  2. シミやメラニンを抑える食べ物を摂る
  3. 肌の保湿&保護ででターンオーバーを促す

まずは、当然ですが油焼けの原因になっているオイルを突き止めること!

そして、すぐに使用をやめることですよね?

さらに、シミやメラニンを抑えてくれる食べ物や飲み物を、しっかり摂ること!

例えば、トマト・にんじん・ほうれん草などの緑黄色野菜や緑茶などなど。

そして、しっかり保湿&保護!

肌のターンオーバーを整えてメラニンの排出をサポートしてあげましょう!

ただし、この時に使うオイルやクリームは、次の章で紹介する油焼けしないものを選びましょう。

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油焼けしないオイルはある?ホホバオイルと油焼け

ではではつぎに、油焼けしないオイルはあるの?なんてお話について!

よくこんなご質問をいただきます!

「油焼けしないオイルってありますか?」

「こちらのお店のオイルやクリームは油焼けしませんか?」

油焼けしないオイルは、もちろんあります!

以下のオイルの化粧品グレードのものなら、まず安心かと思います。

    油焼けしないオイル!
  • ホホバオイル
  • オリーブオイル
  • ココナッツオイル
  • 椿油

この中でも、ホホバオイルは最も油焼けしない天然オイルの1つです!

285~370℃の高温で数日間加熱を繰り返しても、性質上何の変化も見られないほど酸化・変質に強いオイルなんです。

当店のオイルやクリームは、このホホバオイルをベースにしています!

さらにクリームに使用している蜜蝋も、防腐剤の代わりに使われるほど抗酸化力が強いワックスになります。

油焼けについては、どうぞご安心してお使い頂ければと思います。

マザーウッドシリーズは大丈夫!

ちなみに!
油焼けしにくいオイルや保湿クリームは、こちら!

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よくあるご質問

ワセリンとベビーオイル

ではでは、この他によくある質問をちょっとだけ!

一問一答形式で、まとめてみました!


ワセリンを顔に塗ったら油焼けしますか?

ワセリンは、このページの前半でもお話した石油由来のオイルです!

精製技術が未熟だった頃は、不純物のせいで油焼けの原因になっていたので、顔に塗ると油焼けするかも?という話が出るようですが、現在は全く心配はないかと思います。

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ベビーオイル(ミネラルオイル)は油焼けしますか?

ベビーオイルもワセリンと同じ石油由来のオイルで、ミネラルオイルとか流動パラフィンと呼ばれるオイルです。

こちらも現在の精製技術がすぐれていますので、油焼けの心配はないかと思います。

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馬油は油焼けしますか?

馬油は動物性のオイルで、完全に透明ではありません。

さらに、スキンケア用にしっかり精製してありますので、油焼けの心配はないかと思います。

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ココナッツオイルは油焼けしますか?

ココナッツオイルはすでにお話させて頂きましたが、油焼けの心配はないかと思います。

それどころか2010年の論文によると、ココナッツオイルにはSPF7程度の日焼け止め効果がある!なんて発表もされています。

参考 論文(外部リンク PDF)
In vitro sun protection factor determination of herbal oils used in cosmetics.

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さてさて、こんな感じで油焼けについてお話しました!

ではでは、次は!
シミのできやすい体質ってあるの?なんてお話です。

チェック

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動画での解説

なお、ここまでの内容を、ご紹介した動画もご用意しています。

知識をしっかり整理したい!なんて方は、ぜひご覧ください!

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ヨシ

この記事の監修:日暮芳久(ヨシ)
スキンケアアドバイザー
1999年バリ島に渡り、美容グッズや化粧品販売・貿易会社を設立。その後2009年、日本にて化粧品販売会社『ピュアノーブル』を設立、オーガニック化粧品ブランド『マザーウッドシリーズ』を立ち上げ現在にいたる。


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