アルコールフリー化粧水のメリット&デメリット!効果や問題点は?

アルコールフリー化粧水のメリット&デメリット!
効果や問題点は?

今回のテーマは、アルコールフリー化粧水のメリットやデメリットについて!

「アルコールフリー化粧水の効果は?」

「化粧品にアルコールを入れるのはなぜ?」

「エタノールを使った化粧水はよくない?肌に悪いって本当?」

なんてお話です!

先日頂いたお問い合わせの中に…

「ノンアルコール化粧水のメリットは、どんな点ですか?」なんてご質問がありました。

もちろん、一番のポイントは美肌のもとになる「美肌菌」を殺菌しないこと!

でも、他にもいくつか肌にとって大切なメリットがあります。

そこで、今回は!

「アルコールフリー化粧水のメリットやデメリットは?」

なんてことについてまとめました!

肌美先生
肌美先生
スペシャリスト

4分ぐらいで、簡単に読み終わるかと思います。
どうぞ最後までおつき合いください!

アルコールフリー化粧水のメリット!ノンアルコールの効果って?

お肌への刺激を気にする女性と乾燥のイメージ

ではでは、さっそくアルコール化粧水のメリットや効果について!

ノンアルコールをおすすめするのは、なぜなのでしょうか?

理由は3つあります!

    POINT!
  1. 美肌菌を殺菌しない
  2. 刺激が少ない
  3. 乾燥しにくい

それぞれ、見ていきましょう!

美肌菌を殺菌しない

アルコールといえば、殺菌作用!

肌を清潔にしてくれて良い面もあるのですが、美肌菌まで殺菌してしまうケースがあるんですよね。

こうなると、常在菌のバランスが崩れて、肌のバリア機能まで崩れてしまいますよね?

アルコールフリーの化粧水なら、そんな心配もいりません!

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刺激が少ない

アルコール成分の入った化粧水を使うと、敏感肌の方などは、ピリピリ沁みる場合があります。

また、アルコール過敏の方の場合は、赤みやかゆみが出る場合もあります。

ノンアルコール化粧水なら、こういった刺激が少ないってことなんです!

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乾燥しにくい

アルコール入りの化粧水を使うと、お肌にスーッとした清涼感がありますよね?

コレって、アルコールが肌から蒸発するからなんですね。

じつはこの時、アルコールだけでなく、肌の水分も一緒に蒸発してしまっているんです。

つまり、アルコールフリー化粧水の方が、乾燥しにくい!ということなんです。


さてさて!

アルコールフリーの化粧水って、こんなにもメリットがあります!

ではでは逆に、アルコールフリー化粧水のデメリットは?

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化粧水をアルコールフリーにするデメリットは?

化粧水をアルコールフリーにするデメリットは?

化粧水をアルコールフリーにするデメリットは?

おもに以下の3つです!

    POINT!
  1. 使用感が悪くなる
  2. 安定性が悪くなる
  3. 保存が面倒になる

それぞれ見ていきましょう!

使用感が悪くなる

化粧水をアルコールフリーにする1つ目のデメリットは、化粧水の使用感が悪くなること!

アルコールは、化粧水の感触改良剤として使わていることがあります。

例えば…

化粧水にアルコールを多めに配合することで、肌をひきしめる収れん作用を得られます。

さらに、アルコールが肌から蒸発することで、肌にスーッとした爽快感も得られます。


こんな感じで、瞬間的な使用感をアップする目的でアルコールが使われるので、アルコールフリーだと使用感が悪くなる場合があります。

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安定性が悪くなる

2つ目のデメリットが、化粧水の安定性が悪くなること!

アルコールは水と油をなじませたり、溶けにくい成分を化粧品の中で均一に混ぜたりするために使われることがあります。

例えば、化粧水に天然の植物エキスや精油(エッセンシャルオイル)を混ぜるとします。

化粧水は、普通水分で出来ていますよね?

それに対して、植物エキスや精油などは油分で出来てる場合が多いんです。

この2つを混ぜようとすると、水と油だから混ざらないんです!

そんな時、油分をアルコールに溶かして混ぜると、あら不思議!

簡単に混ざっちゃうんですねー。

この方法だったら、わずか数秒で化粧水に天然の香りがついてしまいます!

なので、アルコールを使わないと化粧水が分離しやすくなったり、不安定になるということなんです。

アルコールを使う理由は、製造時間の短縮?!

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保存が面倒になる

そして3つ目のデメリットが、化粧水の保存が面倒になること!

アルコールは、防腐剤や保存料として使われることがあります。

ご存知のとおり、アルコールには消毒・殺菌作用がありますよね?

中には薄い濃度でも、抗菌性を発揮するアルコールもあります。

ですので、化粧水をアルコールフリーにすると常温保存できなくなったり、使用期限が短くなったりすることがあります。

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エタノールを使った化粧水ってよくない?肌に悪いの?

エタノールを使った化粧水ってよくない?肌に悪いの?

ではでは、エタノールなどのアルコールを使った化粧水ってよくない?

肌に悪いの?っていうお話なんですが!

確かに、肌が弱い方などは…

  • 化粧水にエタノールが入ってると肌がヒリヒリする
  • エタノールを肌につけると肌荒れしたり赤くなる

化粧水にエタノールを入れると、そういったデメリットがあります。

ただし、先ほどお話したように…

  • 肌をひきしめてくれる
  • 使用感がいい
  • 保管や保存が楽

そんなメリットもあるんです!

ですので、このあたりは、メーカーやブランドの考え方にもよるんですよね。

ノンアルコール化粧水のメリットと利便性をはかりにかけて、どちらを選ぶのか?

そんな判断になると思うんです。


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マザーウッドシリーズの化粧水は、どうしてノンアルコール?

マザーウッドシリーズの化粧水はノンアルコールマザーウッドシリーズの場合は、アルコールを使いたくなかった!

だって、アルコールって肌の刺激になりますよね?

肌を乾燥させるし、美肌菌を殺菌してしまいますよね?


そこで…

  • 使用感には多少目をつぶって
  • 手間と時間をかけた製法で乳化剤も安定剤も不要に
  • 冷蔵庫保存することで防腐剤も保存料も不要に

つまり、利便性より手間や時間がかかる方法を選んだ!ってことなんです。

例えば、天然成分での香り付けですが…

アルコールを使えば一瞬で出来てしまいますが、マザーウッドシリーズの場合は、白樺樹液にそのままハーブを入れて、低温蒸留しています。

この工程に、ナント8時間以上かけています!


正直、作業効率を完全に無視した作り方ですよね?

効率や原価を無視した製法!

これこそが、オーガニックでアルコールフリーの化粧水のヒミツ!


そして!
防腐剤や保存料なども、一切無添加のオーガニック化粧水の作り方です。

もちろんアルコールフリー!オーガニック&無添加白樺化粧水

マザーウッドシリーズ化粧水の製造法

さてさて、こんな感じで見てくると…

アルコールフリー化粧水をおすすめする理由、お分かり頂けたと思います。

確かにアルコールの入った化粧水には、肌を引き締めたり、清潔に保ってくれたりという良い面もあります!

でもノンアルコール化粧水なら、刺激や乾燥の心配も少ないし、 肌の善玉菌を殺菌したり、バリア機能を低下させる心配もない!ってことなんですね。

敏感肌や乾燥肌の方はとくに、アルコールフリーの方がメリットありそうですよね?


さてさて、つぎは!

化粧水使わないと老化するって本当?


つけないと将来どうなる?なんてお話。

チェック

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動画での解説

なお、ここまでの内容を、ご紹介した動画もご用意しています。

知識をしっかり整理したい!なんて方は、ぜひご覧ください!

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ヨシ

この記事の監修:日暮芳久(ヨシ)
スキンケアアドバイザー
1999年バリ島に渡り、美容グッズや化粧品販売・貿易会社を設立。その後2009年、日本にて化粧品販売会社『ピュアノーブル』を設立、オーガニック化粧品ブランド『マザーウッドシリーズ』を立ち上げ現在にいたる。


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