日本酒の美肌効果!飲むと肌にいいって本当?飲む量は?
今回のテーマは、日本酒が美肌にも美容にも効果的!なんてお話。

日本酒って聞くと、飲むと「荒れて肌に悪い」とか「太る」とか「悪酔いする」とか…

「肌にも美容にも良くない」なんてイメージがありますよね?

でもじつは、日本酒は美容にも健康にも効果的で『飲むと美肌になるスーパードリンク』だって事が、最新の研究で分かって来ています。

そこで今回は!

「日本酒って、飲むと肌にいいの?悪いの?」

「日本酒が美肌や美容におすすめって本当?」

「飲む量はどれくらい?」

なんてことを、論文などの確かなデータをもとに分かりやすくまとめました。

肌美先生肌美先生

4分ほどで簡単に読めるかと思います。
どうぞ最後までおつき合いください!


日本酒の美肌効果

日本酒の美肌効果
ではではさっそく、日本酒の美肌効果について!

研究の結果、分かっているのは次の4つ。

日本酒の4つの美肌効果
  1. 肌のターンオーバーを整える
  2. しわやたるみを予防!アンチエイジングに有効
  3. 肌の水分量を増やす!肌のハリやツヤをアップ
  4. しみやくすみを予防!明るい顔色に

肌のターンオーバーを整える

肌のターンオーバーを整える
日本酒の美肌効果の1つ目は、ターンオーバーを整えてくれること!

2017年の富士フィルムさんの研究発表によれば、薄毛予防のところでご紹介したIGF-1が、ターンオーバーを整えてくれるという指摘があります。

なんでもIGF-1が、表皮幹細胞を活性化することが分かったそうです。

肌の細胞を生み出す表皮幹細胞を活性化すれば、当然肌の生まれ変わりもスムーズになりますよね?

その結果、肌のターンオーバーが整い、トラブルに強く綺麗な肌になる!ということですね。

日本酒を飲むと増えるIGF-1、なかなか強力ですね。

※参考 研究発表(外部リンク)
富士フイルム、成長因子「IGF-1」が表皮幹細胞を活性化させることを確認

しわやたるみを予防!アンチエイジングに有効

そして、富士フィルムさんの研究発表には、さらに続きがあります。

このIGF-1は、なんとしわやたるみにも有効!

IGF-1が肌のターンオーバーを整えることで、肌の自己修復力をアップししてくれます。

その結果、肌が若々しく保たれ、しわやたるみの予防に期待できるんだとか。

こういったアンチエイジング効果は、女性にとってなんとも嬉しいですね?

肌の水分量を増やす!肌のハリやツヤをアップ

肌の水分量を増やす!肌のハリやツヤをアップ
そしてさらに、日本酒を飲むと肌の水分量がアップすることも分かっています。

1989年の論文と、先ほどもご紹介して2010年の研究発表によると…

日本酒を飲むと増えるIGF-1が、肌の保湿成分のヒアルロン酸やコラーゲン、角質の基礎になるエラスチンを増やす働きがあるんだとか。

肌の基礎がしっかり作られるうえに、保湿成分も増えるのですから、当然肌の水分量がアップします。

日本酒を飲んでる人は肌のハリやツヤがあってプルプル!なんていう話は、この辺から来てるのかもしれませんね?

そして、2015年のさらに新しい研究でも、日本酒に含まれるα-EGという成分が、飲んでも塗っても肌の水分量アップするという指摘があります。

※参考(外部リンク)
Insulin-like growth factor I (IGF-I) enhances hyaluronic acid synthesis in rabbit pericardium(論文)
”百薬の長”の効能のメカニズムを知る(研究発表)
日本酒成分に新たな保湿機能を発見(金沢工業大学)

しみやくすみを予防!明るい顔色に

さらに日本酒は、しみやくすみなどを抑えることも分かっています!

1992年の論文によると、日本酒に含まれるフェルラ酸などに、強い抗酸化作用があることが指摘されています。

人が生きて生活していると、どうしても活性酸素が体にたまって来ます。

この活性酸素が肌にたまると、しみやくすみなどの老化の原因になってしまいます。

日本酒のもつ抗酸化作用が、活性酸素を除去!

肌のしみやくすみ、しわやたるみなども予防してくれるというわけですね。

※参考 論文(外部リンク)
清酒及び醸造副産物の機能性

日本酒の美容効果

日本酒の美容効果
ではではつぎに、日本酒の美容効果について!

日本酒って、肌にいいだけではないんですよ。

おもな美容効果は、次の2つです!

日本酒の2つの美容効果
  1. 脂肪燃焼効果
  2. 薄毛予防&美髪効果

脂肪燃焼効果

日本酒の美容効果の1つ目は、脂肪燃焼効果!

日本酒と言えば「カロリーが高い」「太る」なんて、ダイエットに良くないお酒と思われがち。

でも、酒粕が混ざった白濁した日本酒には、太るどころか逆に脂肪を燃焼させる効果があるんだとか。

2012年の研究発表によれば、9名の男性に酒粕発酵物を毎日750mg摂らせたところ、体重も体脂肪率も減少。

そして、酒粕発酵物を摂るのをやめると、体重も体脂肪率も増えたそうです。

※参考 研究発表(外部リンク)
健康と美容に貢献する「酒粕」の成分

薄毛予防&美髪効果

薄毛予防&美髪効果
そして日本酒は、薄毛や髪のハリやコシにも有効!

最近の研究では、日本酒がIGF-1という物質を増やすことが分かって来ています。

IGF-1には発毛効果があるうえに、血管を拡張して血行をよくしたり、髪の毛の寿命を長くする働きがあるんだとか。

2010年の研究発表では、日本酒がIGF-1を増やし、薄毛予防や美髪の効果があることが指摘されています。

※参考 研究発表(外部リンク)
”百薬の長”の効能のメカニズムを知る

日本酒の適量!美肌のために飲む量は?

日本酒の適量!美肌のために飲む量は?
こうして見てくると、日本酒って本当にスゴいですね?

美容に良いお酒っていうと、ワインというイメージがありますが…

日本酒は、まさに『百薬の長』といったところでしょうか?

そうは言っても、いくら良いお酒でも、やっぱり飲み過ぎはダメ!

飲む量はほどほどに、抑えておきたいところです。

日本酒の適量は、1合~2合(180ml~360ml)

しっかり適量を守って楽しみましょう♪

悪酔いしない飲み方

悪酔いしない飲み方
ではでは、最後に悪酔いしない日本酒の飲み方についてチョットだけ!

熱燗か常温で飲む

日本酒は、できるだけ熱燗か常温で飲むようにしましょう!

冷酒は始め酔いがまわりにくく、体内でお酒が温まると一気に酔いがまわります。

このため、飲みすぎて後でつぶれるなんてパターンもしばしば!

内臓を冷やすのは、美容や健康にも良くないので、なるべく熱燗か常温で飲むようにしましょう。

和らぎ水(チェイサー)を飲む

和らぎ水(チェイサー)を飲む
そして何よりも、日本酒で悪酔いを防いでくれるのは『和らぎ水(チェイサー)』です!

なるべく水道水でなくミネラルウォーターを、氷を入れずに常温か白湯にして、お酒と同じくらいの量飲むようにしましょう!

生酒を冷やして飲むのが好き!なんて方は、和らぎ水を白湯にするという方法もアリですね。

こんな感じで、和らぎ水を上手に飲みながら日本酒を楽しめば、悪酔いや二日酔い、お酒による脱水症状を防いでくれます。

白湯の美肌効果!上手な美容法は?肌荒れにいいって本当?


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動画での解説

なお、ここまでの内容を、動画でも解説しています。

知識をしっかり整理したい!なんて方は、ぜひご覧ください!



ちなみに!
お酒の肴の中にも、肌に良さそうなものがあるんですよ。

興味がある方は、下記からどうぞ!

肌の水分量を上げる食べ物7選!




調味料と美肌の関係
この記事を書いた人 スキンケアアドバイザー 日暮芳久(ヨシ)
スキンケアアドバイザー ヨシ
1999年バリ島に渡り、美容グッズや化粧品販売・貿易会社を設立。その後2009年、日本にて化粧品販売会社『ピュアノーブル』を設立、オーガニック化粧品ブランド『マザーウッドシリーズ』を立ち上げ現在にいたる。

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