先日お客さまから、こんなお問い合わせを頂きました。
ホホバオイル、馬油、シアバター、ミツロウ、ワセリンを比較した場合、保湿力というか、水分の蒸発を防ぐ力はどれが一番強いですか?
どうやら、化粧水や美容液を角質に浸透させた後に、潤いを閉じ込めるフタの成分選びをされているようですね?
乾燥する季節なんかはとくに、この辺は重要なポイントになります!
そこでこのページでは、ホホバオイル、馬油、シアバター、蜜蝋、ワセリンの特徴や違い。
そして、それぞれの保湿力などについて、簡単にまとめました!
肌美先生
2分ほどで読み終わるかと思います。
どうぞ最後までおつき合いください。
ホホバオイルと馬油、シアバターの違いって?
それではさっそく、ホホバオイルと馬油、シアバターなどの違いについて!
まずは馬油については、肌に保護膜を張ってくれるワックス成分が入っていません。
このため、肌に多少の油膜は張ってくれるものの、そのほとんどが角質に浸透して行きます。
シアバターは、見た目はワックスっぽいので、ワックス成分のように働きそうですよね?
でも実際は、やはりオイルなので、やはり角質に浸透していくタイプです。
逆にホホバオイルは、オイルという名前ですが、厳密に言うとワックスの一種!
こちらは、肌に薄い保護膜を張ってくれます。
ただし、浸透性が良いという性質もあって、やっぱりかなりの部分が角質に浸透して行く感じになるかと思います。
ミツロウとワセリンについて
ではでは、ミツロウとワセリンについてはどうなのでしょう?
ミツロウは、オイルではなく完全にワックス成分!
肌の表面にしっかり保護膜を張って、水分の蒸発を防ぐフタの役割を果たしてくれます。
そして、ワセリン!
ワセリンはワックスではないのですが、じつは水分の蒸発を防ぐ力が、ミツロウなどのワックスよりもさらに強力です。
ホホバオイル、馬油、シアバター、みつろう、ワセリンの保湿力を比較
さてさてこんな感じで、ホホバオイル、馬油、シアバター、みつろう、ワセリンで…
それぞれのアイテムの保湿力を比べると、こんな感じになるかと思います!
保湿力の比較
- 1位 ワセリン
- 2位 みつろう
- 3位 ホホバオイル
- 4位 馬油・シアバターなどのオイル
ただし、石油油由来のアイテムなので、自然派の方はミツロウなどの天然系ワックスを好まれる方の方が多い!という感じでしょうか?
あとは、季節や肌の乾燥具合によって、ホホバオイルや馬油、シアバターなどを使い分けたり。
または、併用したりして、保湿力のバランスをとってあげると良いかと思います。
ちなみに、当店のアイテムでは…
美容オイルは、ホホバオイル。
保湿クリームは、ホホバオイル+ミツロウとなっています。
ご興味のある方は、どうぞ!
○ナチュラルで保湿力もバツグン!
有機ホホバオイルと黄金シルクの無添加美容オイル
有機ホホバとミツロウの無添加保湿クリーム
動画での解説
なお、ここまでの内容を、動画でも解説しています。知識をしっかり整理したい!なんて方は、ぜひご覧ください!
- この記事の監修 スキンケアアドバイザー 日暮芳久(ヨシ)
- 1999年バリ島に渡り、美容グッズや化粧品販売・貿易会社を設立。その後2009年、日本にて化粧品販売会社『ピュアノーブル』を設立、オーガニック化粧品ブランド『マザーウッドシリーズ』を立ち上げ現在にいたる。
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